日本一の桃の里 山梨県笛吹市一宮町で桃の生産、販売をしています。一代目が50年前から桃農家を始め、現在、私で3代目になります。一宮町は桃の育成に大変適した気候で、味、品質、生産量どれをとっても日本一の桃の産地です。農業を継ぐ人材が少ない昨今、自分を育ててくれた桃に精一杯向き合おうと思い、桃農家を継ぐ事を決意しました。まだまだ未熟者ですが、お客様との直接的なやりとりを大事にし、信頼して頂けるようやっていきたいと思っています。マルミツ農園の桃を食べて下さったすべての方が満足して下さるように努力しますので宜しくお願い致します。酒井浩太

・減農薬
マルミツ農園では慣行栽培と比較して約5割農薬の使用を控えています。
農薬自体は沢山の金額と時間をかけて研究し作られている為、安全性はしっかりと認められているものです。
しかし農家にとって農薬というものは良くも悪くもとても大きな存在です。
まず農薬散布は非常に重労働です。
暑い中カッパを着てゴーグルをかけてマスクをして、時には畑の中を走りながら散布する作業は決して楽な作業ではありません。
時には農薬が目に入り激痛がはしる事もあります。
そんな体験を踏まえつつ地域で開催されている有機栽培の勉強会や農薬についての勉強会に参加し少しづつ知識を蓄積していきました。
そして現在慣行栽培に比べ約5割農薬使用を控えて栽培しています。
勿論虫や病気が発生する事もあります、収量に対して大きな被害が出てしまう見込みがある時は農薬を使用すると思います。
しかしここ3年は大きな被害は出ていません、収量も年々増えているのが現状です。
使用しなくて済むならば使用しないというのが今現在のマルミツ農園のスタンスです。
お客様中には農薬に対して関心のある方とない方がいると思います、ただわざわざ農薬を多く使用している桃が食べたいという方はいないと思います。
お互いに理想的な関係が作れるように今後も農薬に関しては沢山勉強し考えていきたいと思っています。

・土作りと草生栽培
マルミツ農園では化学肥料を一切使用していません。
化学肥料は価格も比較的安く成分量も多い傾向があります。
また化学肥料を使った農作物だからといって決して味が悪くなるわけではありません。
しかし土には多くの土壌微生物が生息しその微生物が互いに影響しあい土に対して、またそこに生える植物や木の根に対して影響を与えている事がわかってきています。
化学肥料をそこに投入した際に微生物や土の環境が変わり、時には悪い影響を与える事もあると考えられます。
またマルミツ農園では全面草生栽培を実地しています。
一部の畑では秋にライ麦を蒔き一年通して緑肥として活用しています。
雑草を単純に排除するのではなく自然とのより良いサイクルを目指し農業を続けていきたいと考えています。

・楽しく先に繋げる農業
昔に比べ農業のイメージもかなり変わってきていると思います。
新規就農を志す人の数は増えていると思います。
しかし実際農業でお金を稼ぎ生活をするという事は難しくリスクも伴うものだと痛感している面もあります。
数年前凍霜害に見舞われ収穫量は約5割減になりました、収穫が半分になるという事は収入も半分になるという事です。
しかしそういった経験を経て改めて収穫できる事への喜びが強くなりました。
農家にとって一番嬉しい事はやはり多くの方に”美味しい”と言ってもらう事です。
マルミツ農園の桃を食べてくれたお客様が笑顔になれるように、桃の木一本一本に感謝し愛情を持って桃づくりに励みたいと思っています。

マルミツ農園は環境保全型農業を志すエコファーマーの認定を受けております。
エコファーマーとは持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律に基づき、都道府県が認定した農業者のことです。
減農薬・減化学肥料栽培・堆肥等による土づくりなどを実践して環境と調和のとれた農業生産方式を導入する農業者の愛称です。